歴史(ローソン)

ローソンのルーツ

ローソンは1939年、アメリカのオハイオ州でJ.J.ローソン氏がミルクショップ=ローソンを設立したことに由来します。ローソン氏は牛乳販売店を営んでいました。近所の方からの評判もよく、「ローソンさんの牛乳屋さん」として親しまれていました。

やがて、お客様からの要望で牛乳のほかにパンや卵などの食料品や日用品などの生活必需品も取り扱うようになり、お店は牛乳屋さんからコンビニエンスストア業態に進化していきました。

お客様の要望を取り入れお店は人気となり、ローソン氏は「ローソンミルク社」を設立し、米国北東部(シカゴ周辺)にまでチェーン展開を進めていきました。

1959年、ローソンミルク社は米国食品業界大手コンソリデーテッドフーズ社(当時)に買収され傘下となり、ファーストフードの導入により、大手コンビニチェーンへと成長していきます。ちなみに、現在アメリカでは「ローソン」というお店は存在しません。

ローソン日本1号店オープン

1974年12月、株式会社ダイエーがコンソリデーテッドフーズ社とコンサルティング契約を締結します。その子会社のローソンミルク社が保有するコンビニ運営システムやノウハウを参考にし、翌年ダイエーローソン株式会社を設立しました。

そしてついに、1975年6月14日にローソン日本1号店「桜塚店」を大阪府豊中市にオープンし、日本でのローソンが誕生しました。9月にはフランチャイズ1号店「桃山店」もオープンし、本格的なフランチャイズチェーン展開を開始しました。

ローソンの看板

ローソンのミルク缶をイメージさせる看板は、アメリカのJ.J.ローソン氏が設立した牛乳屋さんに由来しています。ミルクショップだったこということで、デザインにミルク缶を加えました。

ローソンのイメージカラー(青色)はローソンミルク社発祥の地であるオハイオの澄み切った空をイメージしています。ちなみに、日本のローソンのオリジナル商品第1号は「成分無調整牛乳」でした。

サンチェーン

かつて、サンチェーンというコンビニエンスストアがあったのを覚えていますか?サンチェーンもローソンも、もともとダイエー系列のコンビニエンスストアです。サンチェーンは1976年11月に東京に3店舗同時オープンし、チェーン展開を進めていました。

サンチェーンは東京を中心に関東・関西を中心とした大都市圏に出店をし、対するローソンは関西を中心に店舗を広げていました。1980年にはローソンとサンチェーンは業務提携を始めます。

1989年にはローソンと合併し、ダイエーコンビニエンスストアシステムズを設立し、本社機能をサンチェーンの本部があった東京に集約しました。その後、徐々にサンチェーンはローソンに統合し、1996年には社名もローソンに変わりました。

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