コンビニやスーパーを展開するセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は24日、プラスチックごみ削減策の一環として、店舗で提供している使い捨てスプーンやフォークの受け取りを辞退した客に対し、ポイント付与を検討する考えを示した。

 環境省でのイベント後、小泉進次郎環境相と共同で臨んだ記者会見で表明した。井阪氏は、小泉氏から提案を受けたと明らかにし「どこかでテストしてみようかと思う。評判が良ければ展開していきたい」と応じた。

 政府が今国会に提出した法案は、プラごみ削減のため、スプーンやフォークを多く提供するコンビニや飲食店に何らかの対策を求めている。(共同通信)