コンビニエンスストア「セブン-イレブン・ジャパン」の加盟店を経営する福井県の男性が、今年2月に豪雪の中で長時間の営業継続を強いられたと訴えていた問題で、同社の本部(東京都千代田区)は20日、男性に謝罪したことを明らかにした。19日に担当者が店舗を訪ね男性に「うまくコミュニケーションが取れず、反省している」などと伝えたという。

親会社「セブン&アイ・ホールディングス」によると、加盟店向けの災害時用マニュアルでは「(営業継続の判断は)人命安全を最優先にオーナーが行う」と定められているという。同社の松本稔執行役員は、今回の営業継続は命令ではなく提案だったとした上で、「今後、マニュアルを適切に運用できるよう周知を徹底したい」と述べた。(毎日新聞)