セブン―イレブン沖縄の久鍋研二社長は18日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、今後の出店計画などを説明した。現在は本島中南部に29店舗を展開しており、2020年7月までに約60店舗まで拡大することを目指す。沖縄進出から5年で250店舗の開業が目標で「早いペースで出店できている」と手応えを語った。県内店舗での時短営業や元日休業の導入は予定していないという。

セブンは7月11日に県内で14店舗を同時オープンし、これまでに那覇市や糸満市、うるま市などに出店した。来年3月には名護市にも店舗をオープンする。久鍋社長は「名護市の開業以降は必要に応じて北部地域にも店舗を出したい」と話した。県内では新商品をそろえることで顧客のリピート率が高まっているといい「これからも取り組みを進める」と強調した。

時短営業や休日の導入については「オーナーの皆さんと相談して現状では24時間営業、年中無休でやることを確認している」と説明した。深夜時間帯の来店者が減少するなど営業環境に変化が見られた場合は、時短営業の導入も含めて検討するという。

久鍋社長は「将来的に(24時間営業の)必要性がなくなれば(時短営業の)テストをする可能性もある」と述べた。(琉球新報)