セブン&アイ・ホールディングスは4日、コンビニのセブン―イレブンで使えるスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」で第三者の不正なアクセスにより、利用者約900人で計約5500万円の被害が発生した可能性があると発表した。4日午前6時時点の試算で、今後被害が拡大する恐れもある。被害は全額補償する方針。全てのチャージ(入金)や新規登録を一時停止したことも明らかにした。

セブン店舗では換金性の高いたばこなどの大量購入が確認された。不正アクセスは中国など海外から行われたという。今月1日に鳴り物入りで始まったセブンペイは、わずか4日で大幅なサービス縮小となった。(共同通信)