日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した4月の主要コンビニ7社の既存店売上高は、前年同月比10.6%減の7781億円だった。現在の統計方法となった2005年以来最大の下落率で、新型コロナウイルス感染防止策としての外出自粛が直撃した。

来店客数も18.4%減と過去最大の落ち込み。売上高の下落率は天候不順などが響いた09年7月の7.5%減を大幅に更新。

コンビニの大半は外出自粛の要請後も原則営業を続けているが、オフィス街や観光地の店舗で大幅に落ち込んだ。商業ビルの休館などで臨時休業した店もあり、外出自粛が本格化した4月は影響が数値に色濃く反映された。(共同通信)