コンビニ売上高、5.5%減=コロナ長期化で苦戦続く―8月

 日本フランチャイズチェーン協会が23日発表した8月のコンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比5.5%減の9059億円だった。

 6カ月連続のマイナス。新型コロナウイルス感染拡大の長期化で都市部を中心に人出が減っているほか、お盆の帰省自粛も重なり苦戦が続いた。

 来店客数は9.3%減(7月は14.0%減)。国の観光振興策「Go To トラベル」キャンペーンの効果もあり、感染が抑制傾向にある地方では徐々に客足が戻りつつある。ただ、都市部は在宅勤務で昼間人口の減少が続くほか、飲食店の時短営業などで夜間の人出も戻らず、客足の回復が見通せない。(時事通信)