産学官で組織するサービス産業生産性協議会(東京)が16日発表した2020年度の顧客満足度調査のコンビニエンスストア部門で、セコマ(札幌)が運営する「セイコーマート」が5年連続首位となった。同協議会は「商品の品質やコストパフォーマンスなどが評価された」とみている。

 同部門はコンビニ大手7社が対象。セイコーマートの満足度は76・3点で、09年度の調査開始以来、前年度に続き同部門の最高点を記録した。2位はセブン―イレブンの72・5点、3位はローソンの70・1点。セイコーマートは六つの評価項目のうち、「顧客期待」など4項目で他の6社を上回った。

 調査は7月1日~8月5日にインターネット上で実施。1カ月に2回以上利用する1企業・ブランドあたり300人以上の顧客の回答を平均点化した。(北海道新聞)