StyleONE（スタイルワン）とFamilyMart Collection（ファミリーマートコレクション）

2016年9月1日にサークルＫサンクスとファミリーマートが統合しました。看板の統合は2019年2月までに順次変わっていきますが、2016年10月に入ってから急速に商品の統合が進んでいます。

オリジナル商品はサークルＫサンクスはユニーグループが展開するStyleOne（スタイルワン）を導入していましたが、順次縮小しています。代わりにファミリーマートが展開するFamilyMart Collection（ファミリーマートコレクション）が陳列されるようになり、10月下旬には売り場の半分近くを占めている状態です。

統合から約2ヵ月で商品入れ替えを強気に行った結果が出ているようです。商品入れ替えに伴う発注制限（既存商品の登録カット）で9月下旬あたりからサークルＫサンクスの店頭商品の品ぞろえがかなり悪くなっていましたが10月下旬になり改善しつつあります。看板を変える前に商品を買える手法のほうが統一的にブランド統合できるいい方法かもしれません。

ペットボトルドの水や菓子パンなどで導入したのを皮切りに、StyleOneのオリジナル菓子や珍味はすべてFamilyMart Collectionに切り替えが終わっています。雑貨に関してはStyleOneはほぼ姿を消し、無印良品がゴンドラ3本で展開されるようになりました。デザートコーナーのサークルＫサンクスオリジナル「シェリエドルチェ」シリーズは半数近くの商品がFamilyMartロゴの入ったオリジナルデザートに切り替わっています。

しかしじっくり店内を見てみると、完全な商品切り替えには至っておらずStyleOneとFamilyMart Collectionが同時に並んでいる奇妙な状況がしばらく続きそうです。

ちなみにStyleOneは完全になくなったわけではなく、ユニーグループの「アピタ」「ピアゴ」では販売継続中です。