サークルKサンクスのオリジナルスイーツ「シェリエドルチェ」が消滅間近

2016年9月1日にサークルKサンクスとファミリーマートが統合しました。統合から2ヵ月弱、10月25日(火)にサークルKサンクスの「シェリエドルチェ」にひさびさの新製品が登場しました。

「とろける濃厚ショコラタルト」は「濃厚焼きチーズタルト」の姉妹品で、チーズタルトは「シェリエドル」チェシリーズの代表商品のひとつです。過去には「抹茶」「紅芋」などの期間限定商品も発売されていました。

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しかし!!!売り場をみて愕然としました。

シェリエドルチェ売り場

シェリエドルチェ売り場

なんと姉妹品の姉にあたる「濃厚焼きチーズタルト」がファミリーマート仕様の「濃厚焼きチーズタルト」になってしまっています。ファミマのロゴマークも入っちゃってます。

新製品はシェリエドルチェ風のパッケージになっていますが、「シェリエドルチェ」の文字もマークも書かれていません。「シェリエドルチェ」シリーズはお亡くなりになりました。

「シェリエドルチェ」の文字・ロゴのない新製品「とろける濃厚ショコラタルト」

「シェリエドルチェ」の文字・ロゴのない新製品「とろける濃厚ショコラタルト」

シェリエドルチェ時代の「濃厚焼きチーズタルト」

シェリエドルチェ時代の「濃厚焼きチーズタルト」

なんというか、売り場に統一感がまったくありません。POP(販促物)には「シェリエドルチェ」と書かれているのに、商品はファミマロゴが入った商品。中身は同じですけど、商品パッケージも商品の一部です。しれっと「シェリエドルチェ」のロゴと文字を消しているのが、ファミリーマートの嫌らしさです。そのくせ新製品をシェリエドルチェ風に発売するのはどうなんでしょう。

個人的な主観の違いはあると思いますが、シェリエドルチェは贈り物にも出来るような高級そうなパッケージデザインでしたがファミリーマートのパッケージデザインは高級感や特別感のないありふれた安っぽいパッケージに見えます。ファミマのロゴマークを大々的に入れているのも減点ポイントです。「シェリエドルチェ」のよさはコンビニっぽさが無いところ。そこに知名度がありすぎるコンビニのロゴマークが入ったら意味がありません。

すでに半分以上のオリジナルスイーツがファミリーマートの商品に切り替わっており、「シェリエドルチェ」シリーズの既存商品も順次切り替わります。売り場から「シェリエドルチェ」のロゴマークや名称が完全に消える日はすぐそこまで来ています。

(2016年10月26日)

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