ディスカウント店「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社ユニー(名古屋市)の新社長に、ドンキ出身の関口憲司取締役常務執行役員(54)が就いた。15日付。社長を退任したユニー出身の佐古則男氏(61)は、取締役として関口社長を補佐する。

ユニーは今年1月、パン・パシ社の完全子会社となった。ユニーの各店舗にも「ドンキ流」の販売手法をさらに浸透させ、成長をめざす。

関口氏は2013年、ドンキ傘下のスーパー「長崎屋」社長となり、17年にはユニー取締役に就任した。長崎屋の再建や、ドンキの販売ノウハウをとりいれたユニー店舗の展開などで手腕を発揮した。(朝日新聞)