セブン―イレブンで本部のミスによるアルバイトらへの残業代の未払いが発覚したことを受け、店主からは「人手の確保がますます難しくなりかねない」との声が上がっている。

10日昼ごろ、「セブンで残業代未払い4・9億円」とのニュースがインターネット上に流れた。

西日本のある地方都市のセブンでは、このニュースに気づいた40代のアルバイトが、40代の店主に問いただした。「私の残業代は、ちゃんと払われてきたんですか」。店主は答えられる情報を持っておらず、ただわびるしかなかった。

店主には、午後4時からのセブン社長の記者会見を前に、本部の担当者から説明の電話がかかってきた。しかし要領を得ず、対象の店なのかどうかすら知らされなかったという。(朝日新聞)