セブン―イレブン・ジャパンは、画面が空中に浮かび上がっているように見える「空中ディスプレー」の技術を使ったセルフレジの実証実験を、2月から東京都内の6店舗で行うと発表した。

 コロナ禍で非接触の対応が求められていることを受け、本格的に導入できるかどうか検討する。

 来店客は空中に見える画面でタッチパネル操作をし、支払い作業を行う。指の動きを、赤外線センサーが感知するという。

 クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス専用で、買い物客は端末に一切触れずに支払いを行うことができる。セブン―イレブンは、従業員の業務の約3割を占めるとされるレジ打ちの負担を軽減する効果も見込んでいる。(読売新聞)