地下鉄構内コンビニ 4月から8店舗切り替え
名古屋市営地下鉄の駅構内にあるコンビニエンスストアの「サークルK」8店舗が、4月以降「ローソン」に切り替わることがわかった。運営するユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は昨年9月の統合を機に不採算店の整理を進めており、その一環とみられる。
切り替わるのは、耐震工事のため休業している桜通線久屋大通駅をはじめ、高畑、中村公園、池下(以上東山線)、鶴舞(鶴舞線)、丸の内、御器所、 桜山(以上桜通線)の各駅にある店舗。3月末までに閉店し、改装工事が終わった店舗から順次ローソンとして営業を始める。ユニー・ファミマHDは地下鉄駅 構内で25店舗を運営しており、担当者によると残りの店舗の運営は続ける方針。
名古屋市交通局によると、3月末の契約満了に伴い業者を募集したところ、複数社から応募があり、条件を考慮してローソンに決まったという。ユニー・ファミマHDは応募しなかった。契約金額等の詳細は非公表。
ローソンは2012年に東急電鉄で、15年から東京メトロで店舗を展開しており、「先行事例を検討し、立地にあった商品を展開していきたい」と話している。(中日新聞)