サークルKサンクスとファミリーマートの統合

2016年9月1日、「サークルKサンクス」と「ファミリーマート」の経営統合が行われました。現在、「サークルK」「サンクス」は順次「ファミリーマート」へ改装が進められています。名古屋市営地下鉄駅構内には、サークルKサンクスの子会社「ビーエスエス(旧サークルケイ・システムサービス)」が運営する「サークルKミニ」「サークルK」が21店舗ありました(2016年12月現在)。サークルKミニ名古屋名城久屋店

2017年3月、名古屋市交通局との契約満了にともない下記の8店舗の営業が終了しました。

  • 2017年3月 2日閉店 サークルKミニ名古屋丸の内店・名古屋名城久屋店・名古屋高畑店・名古屋御器所店(4店舗)
  • 2017年3月 9日閉店 サークルKミニ名古屋鶴舞店
  • 2017年3月13日閉店 サークルKミニ名古屋中村公園店
  • 2017年3月16日閉店 サークルKミニ名古屋池下店
  • 2017年3月23日閉店 サークルKミニ名古屋桜山店

契約更新は行わず、後継テナントとして2017年夏頃にローソンが進出することが決定しています。また、今回の契約更新対象外になっている「サークルKミニ」「サークルK」は順次「ファミリーマート」に改装されることが決定しています。

2016年時点の名古屋市営地下鉄コンビニ勢力図

チェーン別店舗数

サークルK 21店舗
ローソン 0店舗
ファミリーマート 2店舗
セブンイレブン 2店舗

路線別店舗数(乗換駅重複あり)

東山線 10店舗(サークルK9店舗、ファミリーマート2店舗)
名城線 6店舗(サークルK6店舗)
鶴舞線 6店舗(サークルK6店舗、ファミリーマート1店舗)
桜通線 8店舗(サークルK5店舗、セブンイレブン2店舗、ファミリーマート1店舗)

 

圧倒的な強さで「サークルKミニ」「サークルK」が名古屋市営地下鉄の駅構内コンビニを抑えています。

2017年夏以降の名古屋市営地下鉄コンビニ勢力図

チェーン別店舗数

サークルK 0店舗
ローソン 8店舗
ファミリーマート 16店舗
セブンイレブン 3店舗

路線別店舗数(乗換駅重複あり)

東山線 11店舗(ファミリーマート7店舗、ローソン3店舗、セブンイレブン1店舗)※千種駅に1店舗追加
名城線 7店舗(ファミリーマート6店舗、ローソン1店舗)※矢場町駅に1店舗追加
鶴舞線 6店舗(ファミリーマート4店舗、ローソン3店舗)
桜通線 8店舗(ローソン4店舗、ファミリーマート3店舗、セブンイレブン2店舗)

 

名古屋市営地下鉄に未出店だった「ローソン」が「サークルK」跡地(8店舗)に初出店。千種駅に「セブンイレブン」、矢場町駅に「ファミリーマート」を新設追加。その他の駅では「サークルKミニ」「サークルK」店舗はすべて「ファミリーマート」にブランド変更。

名古屋の駅コンビニ特殊事情

全国的に見ると、JR西日本や京急がセブンイレブン、近鉄や東武がファミリーマートなどのように鉄道事業者1社に対してコンビニチェーン1社が一般的です。名古屋でも名鉄がファミリーマートと提携をしています。

しかし、名古屋市営地下鉄ではコンビニチェーン大手3社が入り乱れた特殊な環境になっており、陣取り合戦が激しくなっています。