実はひそかに進んでいたファミマ化の準備

2016年9月1日、サークルＫサンクスとファミリーマートは経営統合しました。

サークルＫサンクスの新規出店は合併前日の2016年8月31日（注：サークルＫミニ皇學館大学店は9月20日開店）まで行われています。これは、サークルＫサンクスとしての出店計画のため、いずれの店舗もサークルＫデザインで出店されています。

しかし、合併を控えた数か月前から新規出店している店舗はいくつかファミリーマートの新店舗と共通している部分があります。統合を控えて変更されたものは大きく分けて２つ。

１つ目はイートインスペースの設置。イートインスペース自体はサークルＫ・サンクスの一部店舗で以前から設置されていましたが、経営統合することが決まったあたり（決まる前？）からファミリーマートのイートインスペースのロゴマークと同じロゴマークを表示した新規店舗が現れました。

ファミマのイートインロゴ（御器所駅前店は特殊色、通常店舗は青色）

サークルＫのイートインロゴ

２つ目は店舗駐車場に設置されている注意書き看板からサークルＫ・サンクスのロゴマークが省略され始めたこと。合併後のブランド統合を見越し、ロゴマーク部分を消す作業をなくすように準備していると思われます。実際、サークルＫやサンクスからファミリーマートにブランド転換された店舗の駐車場に設置されている看板類は、「サークルＫ」「Circle-K」「サンクス」「Sunkus」の文字がすべて消されています。