2016年9月1日、ファミリーマートと「サークルK」「サンクス」を運営するサークルKサンクスを傘下にもつユニーグループ・ホールディングスが経営統合しました。サークルKサンクスの店舗は順次ファミリーマートの看板に変更されており、2019年2月にはすべての「サークルK」「サンクス」が「ファミリーマート」に変換される予定です。

そこで、改装後のファミリーマートになった店舗のうち、旧サークルK店舗・旧サンクス店舗をパッと見分けられる方法を説明します。

今回は「ドア編」です。

コンビニの入口はさまざまなドアがありますが、コンビニチェーンごとに特徴があります。ビルインタイプや特殊立地の場合、他チェーンの居抜き出店の場合など一部例外は該当しませんが、一般的なフリースタンディングタイプの店舗では見分ける方法として有効だと思いますので参考にしてください。

基本的にファミリーマートに改装された場合でも、ドアは変更せずそのまま利用する場合が多いです。

改装前のサークルKサンクスのドア

サークルK

自動ドアタイプの店舗も多いですが、主流は手動ドアで、白いサッシに銀色の取っ手。サンクスと経営統合するまでのドアは銀色の取っ手がドアの中央からサッシ下側までつながっているものが特徴。

サークルKのドア(サークルK・サンクス統合前)

サークルKのドア(サークルK・サンクス統合前)

サンクスと経営統合後はサークルKサンクス共通仕様になり、銀色サッシにゆるくカーブした銀色の取っ手がドアの中央付近に設置されているタイプに変更された。

サークルKのドア(サークルK・サンクス統合後)

サークルKのドア(サークルK・サンクス統合後)

サンクス

サンクスカラーの赤色と緑色の取っ手が特徴。取っ手はサッシの中央部分のみ。このタイプはサンクスカラーが強いのでファミリーマート改装後に変更される可能性が高いです。サークルKと経営統合するまで使用されたタイプ。

サンクスのドア(サークルK・サンクス統合前)

サンクスのドア(サークルK・サンクス統合前)

サークルKと経営統合後はサークルKサンクス共通仕様になり、サークルKと同じタイプのドアになっている。

サンクスのドア(サークルK・サンクス統合後)

サンクスのドア(サークルK・サンクス統合後)

改装後の旧サークルKサンクスのドア

ファミリーマート(旧サークルKサンクス)

サークルKサンクスのラインカラー(シール)を撤去し、ファミリーマートのラインカラーを右側のドアに配置。さらに、左側のドアには縦書きで「FamilyMart」の文字を配置。

旧サークルKサンクスのドア(ファミリーマート統合後)

旧サークルKサンクスのドア(ファミリーマート統合後)

(2016年10月20日)