セブン&アイ・ホールディングスは27日、千葉県松戸市にオープンする新たなコンビニ「SIP(シップ)ストア」を報道陣に公開した。試験的な店舗と位置づけて通常店舗より売り場面積を広げ、冷凍食品や雑貨を中心に取り扱いの品目数も約1・5倍に増やした。

セブン―イレブン松戸常盤平駅前店を改装し、29日にオープンする。

 グループのイトーヨーカドーの強みを生かし、鮮魚や精肉といった生鮮品の品ぞろえを充実させた。生活雑貨ロフトが展開する日用品や化粧品を取り扱うほか、レジカウンターの前にはアカチャンホンポの液体ミルクをそろえるなど、グループ各社と連携する。

 消費者のニーズなどを検証した上で、同様の特徴を持つ地域での展開も検討していくという。(読売新聞)