ユニー・ファミマ、カネ美食品を子会社化=総菜販売強化

 流通大手のユニー・ファミリーマートホールディングスは29日、総菜製造販売のカネ美食品を子会社化すると発表した。既にカネ美株式の26%強を保有する筆頭株主だが、過半数の株式を確保して連携を強化し、傘下の総合スーパーの総菜や系列コンビニエンスストア向け弁当の販売拡大につなげる。カネ美の上場は維持する。

カネ美の創業一族が保有する株式の一部と主要株主の伊藤忠商事が保有する全株式を、7月末をめどに計87億3300万円で取得。持ち株比率を現在の26.05%から52.47%に引き上げる。

ユニー・ファミマはカネ美に役員を派遣するが、創業家の三輪幸太郎社長は続投する。 (時事通信社)

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