ファミマとユニーが経営統合=2年半でコンビニブランド統一

 ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが1日、経営統合し、ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)が発足した。コンビニエン スストアの店舗数は、セブン―イレブン・ジャパンに次ぐ国内2位。系列コンビニ店は、ユニー系の「サークルK」と「サンクス」を約2年半後の2019年2 月までに「ファミリーマート」に転換、ブランドを統一する。

 ユニー・ファミマHD傘下のコンビニは、現在1万8000店強。今後はファミマ店の新規出店を進める一方、ユニー系の約6250店のうち不採算の約1000店を整理する。

 東京都中央区にあるサークルKからの転換1号店「ファミリーマート晴海センタービル店」では1日、同日就任した沢田貴司ファミリーマート社長らが出席 し、開店セレモニーが行われた。沢田社長は「店舗数だけでなく品質を上げてお客さまの期待に応えていきたい」とあいさつした。

(時事通信社)