日本フランチャイズチェーン協会が21日発表した1月の全国コンビニ売上高(既存店ベース)は前年同月比2・1%増の8378億円だった。前年を上回るのは2か月連続。一部で緊急事態宣言が発令された昨年1月からの反動で、来店客数が上向いた。

 内訳は、おにぎりなどの「日配食品」が1・0%増、たばこや文房具などの「非食品」が4・3%増だった。オフィス街でランチ向けに人気が高いおにぎりや弁当、麺類のほか、中華まんや「レジ横コーヒー」なども好調だった。観光地での売り上げも堅調だった。来店客数は0・6%増で、6か月ぶりの増加となった。1回の買い物での平均購入額(平均客単価)は723・2円と1・5%増だった。(読売新聞)