ファミリーマートと日本郵政グループは29日、埼玉県川越市の川越西郵便局内に無人決済システムを導入したコンビニを設置した。利用状況や課題を検証し、郵便局はあるもののコンビニがない地域などで店舗数を拡大できないか探る。郵便局内にファミマが出店するのは初めて。

 川越西郵便局の1階ロビーの空きスペースを活用。店舗面積は14平方メートルで、飲食料品や日用品など約350種類を扱う。

 一方、茨城県稲敷市の柴崎郵便局のロビーには、自動販売機2台程度の広さの場所に陳列棚と冷蔵庫を設置し、食品や日用品の販売を始めた。

 日本郵政グループはローソンとも提携している。(共同通信)