コンビニ大手ファミリーマート沢田貴司社長は29日、国内にあるサークルKとサンクス全店舗の営業が30日に終了し、ファミマへの統合が完了するのを前に、愛知県一宮市のサークルK尾西開明店で記者会見を開いた。沢田氏は「ワンファミリーマートとして地域に根ざしたサービスを提供したい」と述べた。新規出店より商品開発に力を入れる考えも示した。

ファミマとユニーグループ・ホールディングスが2016年9月に経営統合し、ユニー傘下だったサークルKとサンクスはファミマへ転換を進めていた。サークルKとサンクスは16年8月に計約6300店あった。(共同通信)