コンビニエンスストア大手のローソンは1日、群馬県など北関東を地盤とするコンビニ チェーン「セーブオン」(前橋市)の約500店舗を、2018年末までに全てローソン店に転換することで合意したと発表した。ローソンは業界首位のセブン -イレブン・ジャパンやファミリーマートに店舗数で後れを取っており、中堅チェーンとの提携で店舗網を拡大、規模のメリットによる経営効率化を進める。

ローソンの店舗数は現在、約1万3000店。東京都内で記者会見した竹増貞信社長は、「今回の提携を含め今後2年で2000店くらいが積み上がる」 と述 べ、これまで600~700店程度だった年間の店舗増加ペースを約1000店に拡大し、18年度末には1万5000店の店舗網を実現する考えを明らかにし た。(時事通信)