金融庁は10日、ローソン銀行に銀行業の免許を交付した。ローソン銀は、ローソンの店舗や全国1万3000台超のローソンATMネットワークを生かした金融ビジネスを展開する。9月10日開業、10月15日のサービス開始を予定している。

麻生太郎金融担当相は10日の免許交付式で、大和ネクスト銀行以来7年ぶりの銀行免許になることを踏まえ、「銀行業務は変わってきている。金融業務、利用者利便などでいろいろ新しい試みをしていただくよう期待している」と述べた。ローソン銀の山下雅史代表取締役社長は、期待に応えていきたいと応じた。

ローソン銀はローソンが95%、三菱UFJ銀行が5%を出資。金融庁の予備審査を経て、8月1日に銀行業免許の申請を出していた。(ロイター通信)