ローソンが10日発表した2018年3─11月期連結決算(日本基準)は、営業利益が前年比11.9%減の478億円にとどまった。POS(販売時点情報管理)レジなどのシステム投資や銀行の開業費用などがかさんだ。

売上高にあたる営業総収入は前年比6.8%増の5276億円だった。国内コンビニの既存店売上高は来客数の減少が響き前年比0.6%減となったが、新規出店などが売り上げを押し上げ、4年連続で過去最高となった。

2019年2月期の業績予想は据え置いた。連結営業利益予想は前年比8.8%減の600億円と、リフィニティブがまとめたアナリスト12人のコンセンサス588億円をやや上回っている。(ロイター通信)