大手コンビニ3社は10日、8月の既存店売上高を発表した。最大手セブン―イレブン・ジャパンは前年同月から横ばいだった。ローソンは8.7%減、ファミリーマートは7.7%減で、ともに下落率は前月より縮小した。

新型コロナ感染拡大による外出自粛の影響が続いた。花火大会や夏祭りなどのイベントが相次いで中止となったことも響いた。猛暑となり、アイスクリームや冷たい麺類、ペットボトル飲料の売れ行きは好調だった。

来店客数はセブンが5.5%減、ローソンが13.2%減、ファミマが11.9%減だった。「住宅地の店舗では総菜や冷凍食品などの需要が高い」(セブン広報)という。(共同通信)