ローソンは22日、千葉県などで「ローソン」の店舗を運営するシー・ヴイ・エス(CVS)ベイエリアのコンビニ事業の大部分を2018年3月1日に譲り受けると発表した。ローソンとフランチャイズ(FC)契約を結んでいるCVSは現在、107店を運営している。取得にかかる費用は約48億円。

ローソンは新会社「ローソンアーバンワークス」を設立し、CVSの直営店91店舗の運営を引き継ぐ。CVSの加盟店となっている5店舗についてはローソンが新たにFC契約を結ぶ。CVSの直営店のうち、ホテル内などにある8店舗についてはCVSが運営を継続し、3店舗は閉鎖する。CVSの従業員約230人のうち約160人はローソンの新会社にうつる。

CVSは12年1月にローソンとFC契約を結んだ。今後はホテル事業や新規事業に経営資源を集中させる。(日本経済新聞)