コンビニエンスストア3位のローソンが、銀行業への参入に向け、11月に三菱東京UFJ銀行と準備会社を設立することが明らかになった。

2018年中の参入を目指し、銀行業免許の取得を金融庁に申請する。

新銀行にはローソンが95%、三菱東京UFJ銀行が5%出資する方向だ。

ローソンは現在、全国の店舗に約1万1000台ある現金自動預け払い機(ATM)で、提携する銀行の預金引き出しなどに対応している。銀行業への参入 で、新たに個人向けの預金やクレジットカード事業などを展開する。約80機関にとどまっている地方銀行などの提携先を増やす。

また、口座を開設した利用者に対し、ローソン商品を割引したり、ローソン店内のATMで三菱東京UFJ銀行の利用手数料を無料にしたりすることも検討する。(読売新聞)