ローソンは22日、深夜の売り場に店員を配置しない省人化店舗の実験を、横浜市内の1店で23日に始めると発表した。利用客はQRコードや顔認証で入店し、セルフレジで自ら決済する。人手不足対策の一環で、期間は半年間。当初はバックヤードに店員1人を待機させるが、期間中には完全無人化にも取り組む。

人件費の削減効果や商品の売れ行きなどを検証し、対象店舗を拡大するかどうかを検討する。

実験店舗は横浜市磯子区の住宅地に立地する「ローソン氷取沢町店」で、午前0時から5時まで売り場を無人にする。この時間帯は、酒やたばこの販売を休止し、売り場はカーテンやシャッターで覆う。(共同通信)