ローソンが年末年始に全国の85店前後の店舗を休業することが16日、分かった。本部に相談があったフランチャイズ加盟店が対象で、年末年始に来店客が減るオフィス街などの店舗が中心となる。オーナーが個別に判断して休業に踏み切る。期間は主に12月30日~来年1月3日で、複数日にわたって休む店舗もある。

 店舗によっては来店客の減少に加え、アルバイトら従業員の確保が難しいといった事情がある。ローソンではこれまでも加盟店判断の休業を認めていた。

 ローソンは、昨年から今年の年末年始に102店舗を休業する実証実験を実施。商品配送方法や店舗のATMの管理など課題を検証した。(共同通信)