ローソンの竹増貞信社長(51)は19日までに共同通信のインタビューに応じ、2025年までに中国での出店を1万店に増やす方針を明らかにした。新型コロナウイルスの影響で中国では食品や日用品を提供する身近な店舗としてコンビニの重要性が高まっており、巨大市場の需要を取り込む。国内でも「巣ごもり需要」に応える食品を充実させる。

 ローソンは11月末時点で中国国内に約3150店を出店している。まずは22年末までに6千店に増やし、25年の1万店目標につなげる。中国政府はコンビニがコロナ禍で食品などを提供する拠点となったことから、店舗数を大幅に増やす計画を立てている。(共同通信)