全国の小売店でプラスチック製レジ袋の有料化が義務付けられて1カ月が経過した。

コンビニエンスストア大手3社がレジ袋の辞退状況を5日までに取りまとめたところ、7月の辞退率はいずれも7割を超えた。同業界では2030年度までに辞退率6割以上を目標に掲げるが、消費者の環境への意識の高まりなどで早くも達成した形だ。

大手3社の7月のレジ袋辞退率は、セブン―イレブンが75%、ファミリーマートが77%。ローソンは同月25日までの集計で76%だった。3社が加盟する日本フランチャイズチェーン協会の調査では、19年度まで25%前後で推移していたが、有料化で一気に辞退率が跳ね上がった。 (時事通信)