ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)が、傘下の総合スーパー「ユニー」の全株式を、ディスカウントストアのドンキホーテHDに売却する方向で検討していることがわかった。不振が続く総合スーパーを切り離し、コンビニエンスストア事業に経営資源を集中させる考えとみられる。

ユニー・ファミマとドンキは2017年に資本・業務提携した。現在、ユニー・ファミマHDがユニーの株式を60%、ドンキが40%保有する。この60%の株式をドンキに売却する方向だ。

ユニー・ファミマHDは、16年に旧ユニーの持ち株会社とコンビニエンスストアのファミリーマートが経営統合して発足した。(読売新聞)