ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のユニー(愛知県稲沢市)は19日、ナショナルブランド(NB)の食料品266品目について、6月1日から平均7%の値下げを行うと発表した。食品の値下げは3年ぶり。可処分所得の伸び悩みや将来不安などによる消費者の生活防衛・節約志向に対応する。

同社は、17年4月から日用雑貨のNB商品47品目の値下げを実施していたが、今回、追加で食料品の値下げを行う。広報担当者によると、調味料やレトルト食品などは20円、2リットルのペットボトル飲料は10円下がるという。アピタ、ピアゴ全店(4月末で209店舗)で実施する。

ユニー・ファミマグループでは、コンビニエンスストアのファミリーマート(東京都豊島区)もシャンプーや洗剤などの日用品25品目について、5月15日から平均5%の値下げを実施している。(ロイター)