ファミリーマートと無人決済システム開発を手掛けるJR東日本関連のベンチャー企業「タッチトゥゴー」(東京)は9日、無人決済システムを導入した店舗を今月31日に東京駅近くのオフィスビル内にオープンすると発表した。今後は店舗運営の省力効果や利用客の反応などを踏まえ、都心部のオフィスなどで出店を検討していく。

 同店舗では、店内に設置されたカメラで客が手に取った商品をリアルタイムで認識。欲しい商品を手に取ったり手持ちのバッグの中に入れたりして出口付近の決済エリアに立つと、設置されたディスプレーに購入商品と金額が表示され、決済する仕組みだ。現金、クレジットカード、電子マネーが使える。(時事通信)