ファミリーマートは18日、総菜に使っていた「お母さん食堂」など複数のプライベートブランド(PB)を廃止し、19日から「ファミマル」に刷新すると発表した。2022年春までに約810商品を切り替える。

 お母さん食堂を巡っては、ガールスカウト日本連盟(東京)の高校生が「女は家事をこなし子どもを育てる」といった意識を助長しかねないと表明し、議論が巻き起こった経緯がある。ファミマ幹部は「PB刷新は議論が起こる前から決まっていた」としている。

 ファミマは全国約1万6600店で総菜、菓子、弁当、冷凍食品など幅広い分野でPBを展開している。(共同通信)