ファミリーマートが15日発表した2021年2月期決算は、最終利益が164億円の赤字(前期は435億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う将来の収益悪化を見込み、不採算店を中心に損失を計上した。

 売上高にあたる営業収益は前期比8・5%減の4733億円だった。

 ファミリーマートは昨年、伊藤忠商事の株式公開買い付け(TOB)が成立し、上場廃止になった。(読売新聞)