ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)は27日、ユニー・ファミリーマートHDの子会社「カネ美食品」の株式の一部を取得し、持ち分法適用会社にすると発表した。

取得額は約78億円。株式は4月12日に譲渡される予定。

カネ美食品は主にスーパーの店舗内などで寿司や揚げ物、総菜の小売店舗を展開するほか、コンビニエンストアで販売される弁当の製造・販売などを担う。パン・パシフィックはカネ美食品を関連会社化することで関係性を深め、今年1月に完全子会社化したスーパーのユニー店舗内の総菜売り場の改革などを進め収益性を高める狙い。(産経新聞)