セブン―イレブン・ジャパンは、コンビニ店を拠点にしたシェア自転車の貸し出しを始める。ソフトバンクと連携し、今月中にさいたま市の9店舗で導入。2019年3月末までに、首都圏や地方都市の1千店舗に約5千台を設置する計画だ。

ソフトバンクと子会社が手がけるシェア自転車サービス「ハローサイクリング」を活用。「Suica(スイカ)」などの交通系ICカードを登録すれば、事前予約なしで利用できる。支払いには別にクレジットカードの登録が必要で、料金は15分60円が基本だが、地域や自転車の種類によって異なるという。

セブンは、NTTドコモ傘下の「ドコモ・バイクシェア」と連携して2月以降、都内など32店舗の駐輪スペースにシェア自転車約150台を設置した。設置店は近隣の店舗と比べて、来店客数が2%ほど増えたことから、拠点を拡大するという。(朝日新聞)