セブン―イレブン・ジャパンの永松文彦社長は15日、店舗を担当する本部社員が店のオーナーに無断で商品を発注した内規違反が今年2件あり、社員2人を懲戒処分にしたと明らかにした。処分の詳細は個人情報を理由に非開示としたが、永松氏は「本当にあってはいけない非常にゆゆしき問題だ」と述べ、経営体制を見直す考えを表明した。

また11月から8店舗で実施している深夜休業の本格実施について、来年1月に計75店舗へ拡大することも明らかにした。

永松氏は聞き取りで「(店舗担当者の)評価の見直しをしなくてはいけない」と指摘。今後、オーナーからの意見を重視していく考えを示した。(共同通信)