セブン―イレブン・ジャパンでコンビニ店舗を担当する本部社員が店のオーナーに無断で商品を発注していた問題で、少なくとも2008年には同社の複数の経営幹部が無断発注事案を把握していたことが18日、同社の内部文書で分かった。

経営陣が長年にわたって問題の重大性を認識せず有効な対策を取っていなかった。執行役員で人事・教育担当の本部長を08年当時務めていた永松文彦現社長も無断発注の情報を共有していた。

永松氏は同日までに共同通信の取材に対し、過去に複数の無断発注事案があったと認め「(当時は)件数が少なかった」と釈明した。(共同通信)