セブン―イレブン東大阪南上小阪店(大阪府東大阪市)の店舗明け渡しなどを巡る訴訟で、時短営業して契約を解除され、地位確認を求めている元オーナー側は31日、セブン側の求める任意の明け渡しに応じなかったと明らかにした。セブン側は4月1日にも、併設駐車場に仮店舗を着工する方針。

 元オーナー側の代理人は31日、記者会見し「不当な実力行使だ」と反発した。

 双方によると、セブン側は明け渡さなければ仮店舗を建設するとの上申書を25日付で大阪地裁に提出。和解を検討する進行協議が31日に予定されていたが、元オーナー側は任意の明け渡しに応じない意向を伝えたため開かれなかった。(共同通信)