コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは4日、台風10号の接近に伴い、九州7県のセブン-イレブン店舗約1千店が計画休業すると発表した。

同社が台風接近に伴う店舗休業計画を事前に公表するのは初めて。

計画休業は台風が接近・通過する5日以降、加盟店オーナーの判断で実施される。4日午後5時時点で、九州の福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の7県の約1千店が休業を決めているという。7県のセブン-イレブン店舗数は2343店(8月末現在)あり、台風の進路次第では増減する可能性もある。

セブン-イレブンの計画休業は、昨年10月の台風19号襲来の際、関東や東北で最大約4500店が取り組んだが、事前に公表はしていなかった。「お客さま、オーナーや従業員の安全確保のための休業なので、ご理解いただくため、決定している分について事前に公表することにした」としている。(産経新聞)