セブン―イレブン・ジャパンは29日、来店客が自ら会計する「セミセルフレジ」を全国の店舗に9月から順次導入すると発表した。ほぼ全店に当たる約2万店で導入される見込みで、客の待ち時間の短縮や、店員の作業削減につなげる。

店員が商品のバーコードの読み取りなどをした上で、客がレジに現金を投入したり、電子マネーをかざしたりして決済する。客と店員の現金の手渡しがなくなるため、新型コロナウイルスの感染防止策にもなるという。来年8月までの導入完了を目指す。

セルフレジは、客の年齢確認ができず、酒類やたばこの販売ができなくなるが、セミセルフレジはこれまで通り販売できる。(共同通信)