セブン―イレブン・ジャパンは30日、顔の特徴などから個人を特定する顔認証技術を使い、会計を無人で済ませる実験店舗を開設すると明らかにした。レジ業務を機械に任せることで大幅な省力化を目指す。コンビニは人手の確保が難しくなっており、実験店で効果を調べる。

12月17日にNECグループが入る東京都港区のビル内に開業し、グループの従業員を対象に営業する。入店時に顔認証の端末で確認し、あらかじめ顔などのデータを登録している従業員だけ入店できるようにする。

会計は店内のセルフレジで済ませる。利用客は購入額を確定し、顔認証や社員証により給料天引きで支払う。(共同通信社)