流通大手セブン&アイ・ホールディングスが4日発表した2019年2月期連結決算は、純利益が前期比12.1%増の2030億円となり、過去最高を更新した。海外のコンビニ事業が好調だったほか、傘下のカタログ通販大手ニッセンホールディングスなど専門店事業が業績を押し上げた。

売上高にあたる営業収益は12.5%増の6兆7912億円。本業のもうけを示す営業利益も5.1%増の4115億円で過去最高だった。

20年2月期は、営業収益が0.7%減の6兆7410億円を予想。純利益は3.4%増の2100億円と最高益の更新を見込む。(共同通信)