セブン-イレブン・ジャパンは、24時間営業の見直しの是非を探るため、21日夜から全国の直営10店舗で短縮営業の実証実験を始める。

実験では、午前7時~午後11時、午前6時~翌午前0時、午前5時~翌午前1時の三つの営業時間を設定した。対象店舗の一つである本木店(東京都足立区)では22日午前1時に屋外の看板を消灯し、窓のロールカーテンを下げて閉店。清掃などを行い、同5時に営業を再開する。

同社に対しては、許可なく深夜営業をやめた大阪府の加盟店とのトラブルをきっかけに24時間営業の見直しを求める声が上がっている。

コンビニ業界では「深夜に店を閉めると客が離れ、他の時間帯の売り上げも減る」とみられているが、時短実験で収益などへの影響を検証し、課題を洗い出す。期間は未定。今後、加盟店でも行う方針だ。 (時事通信)