コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンは1日、今月中旬から全国10カ所の直営店で短縮営業の実験を始めることを明らかにした。

同社がこうした実験を行うのは初めてで、24時間営業見直しの是非を探るのが狙いだ。

深刻な人手不足が続く中、一部加盟店から24時間営業を原則とするフランチャイズ契約に対して不満の声が上がっている。売り上げや来店客数、物流などに及ぼす影響を分析し、短縮営業を導入すべきかどうかを検討する。

実験は東京都のほか、宮城、栃木、千葉、愛知、兵庫、福岡、熊本の各県にある計10店舗で行う。期限を定めず、数カ月間にわたり営業時間を午前7時から午後11時にして影響を探る。(時事通信社)