セブン―イレブン・ジャパンは消費期限が迫った弁当などの実質値引きを、5月11日から全国約2万1000の全店舗で始める。おにぎりや弁当、サンドイッチなどの対象商品を買うと、税抜き価格の5%分のポイントがもらえる。

販売期限の5時間前になると、従業員が値引き対象であることを示すシールを貼る。利用客はセブン&アイの電子マネー「nanaco(ナナコ)」で買うと、次回買い物した時に使えるポイントがもらえる。消費期限が長い丼物などは、9時間前に対象となる。

コンビニエンスストア各社は、売れ残った商品をそのまま捨てる食品ロスの削減に力を入れている。セブンが昨年10月末から、北海道と四国地方などで実質値引きの実験を実施したところ、食品ロスを減らす一定の効果が確認されたという。(読売新聞)